スカイツリーにあるプラネタリウム
東京スカイツリーを中心とした複合施設「東京スカイツリータウン」のイーストヤード7階に入るプラネタリウムです。
東京スカイツリータウンは、東京スカイツリー、商業施設の東京ソラマチ、オフィス施設の東京スカイツリーイーストタワーを中心とした複合施設です。他にも、すみだ水族館やソラマチひろばなどもあります。
施設は、水族館などが入るウエストヤード、スカイツリーがあるタワーヤード、下層階が商業施設、上層階がオフィスとなるイーストヤードの3つに分かれています。
東京ソラマチには合わせて300以上の店舗があり、イーストヤードの30階と31階には、飲食店が集まるソラマチダイニングスカイツリービューも位置しています。
コニカミノルタの直営プラネタリウム
コニカミノルタの子会社で、投影機の開発・販売やドームの設計施行などプラネタリウム事業を展開しているコニカミノルタプラネタリウムが直営しているプラネタリウムです。
東京スカイツリーの開業と同時に、2012年5月22日にオープンしました。コニカミノルタプラネタリウムの直営館としては、2番目のプラネタリウムとなります。
開館から5周年時にリニューアルされているドームは、生きているかのような音が楽しめる「SOUND DOME(サウンド・ドーム)」のシステムを導入。階段状に配置された一般シートは全てリクライニングシートとなっており、肘掛けの上下可動にも対応し、カップルシートとして利用することも出来ます。
3席限定の「三日月シート」は、視界を遮られることなく、寝転びながら星空を楽しむことが出来るプレミアムシートです。
投影システムもリニューアル時に刷新されており、光学式投映機「INFINIUM S(インフィニウム S)」と4Kレーザープロジェクタ2台を搭載したデジタルプラネタリウムシステム「Media Globe Σ(メディアグローブ・シグマ)」を採用。4Kプロジェクタによる高輝度・高精細の映像を楽しめます。
作り込まれた映像作品、オリジナルアニメなど多彩なプログラム
上映プログラムは、1つ1つが映像作品として作り込まれています。ナレーションは、豪華な声優や俳優たちが務めており、ここでしか楽しめない星空作品です。
通常のプログラムに加えて、アロマの香りと共に楽しむヒーリングプログラムや、ドラえもんなど人気アニメのオリジナル作品も作られています。大人向けのR18作品など、他にはない作品も含め、多彩なラインアップが楽しめます。
プログラムは1本あたり40~45分となっており、開館後の10時台~最終の21時台まで、基本的には1時間に1本上映が行われています。1つの作品が1日に複数回上映される形となるため、スケジュールや空席状況に合わせて観覧できます。
ショップも併設
コニカミノルタプラネタリア天空には、ショップも併設しています。
ショップは、「銀河のどこかにある不思議なギフトショップ」をコンセプトとした「GALLERY PLANETARIA」で、様々な星空・天文グッズを取り扱っています。
またプラネタリウムが位置するイーストヤードの7階には「ソラマチダイニング」もあり、約10の飲食店が集まっています。上映までの待ち時間や、上映前後に食事を取りながら過ごすことも出来ます。
土曜・祝日限定のライブ作品も
通常プログラムの他にも、特別プログラムも用意されています。
土日や祝日には、限定のライブ作品も用意されており、満天の星空の下で名曲の生演奏を楽しめます。また季節毎には、エンターテイメントプラネタリウムならではのイベントも企画されています。
投影チケットは、無料の「Starry Members会員」になると7日前の正午から、非会員は5日前の正午から、いずれも上映開始の30分前までオンラインで購入可能です。
空席があるプログラムは、現地のチケットカウンターで当日購入が出来ます。
最寄りは「押上駅」
鉄道の最寄り駅は、東武・スカイツリーライン、東京メトロ・半蔵門線、都営・浅草線、京成・押上線の押上駅です。東京スカイツリータウン方面改札出口を出て、徒歩約10分の距離となります。
東武・スカイツリーラインの「とうきょうスカイツリー駅」は、ウエストヤード側の駅となるため、こちらからは徒歩20分ほどの距離と、歩いて移動するには離れた場所にあります。
スカイツリータウンは地下1階に駐車場があり、30分350円で利用できます。東京スカイツリータウン・東京ミズマチでの購入額に合わせて駐車料金のサービスがあり、コニカミノルタプラネタリウム天空の利用金額も合算できます。