板橋区立教育科学館のプラネタリウム
板橋区立教育科学館のプラネタリウムです。
板橋区立教育科学館は、地下1階、地上2階建ての科学館で、地下の科学展示室と1階のプラネタリウム、2階の各種教室からなります。旧東京教育大学の跡地を活用し、1988年にオープンしました。
東京23区は区立の科学館が少なく、長らく板橋区立教育科学館が最後にオープンした区立科学館でしたが、2020年に、23区の区立科学館としては32年ぶりに「港区立みなと科学館」がオープンしました。ただ2016年にはプラネタリウムがあった杉並区立科学館が閉館しており、その数は少ないままです。
2022年からは、コングレと東急コミュニティーによる事業体のCTC共同事業体が指定管理者となり、運営しています。
科学展示での常設展示の他、各種教室を利用した科学教室やプログラミング教室なども行われています。
直径18メートルのドーム、価格はお手頃
プラネタリウムは、360度を見渡せる水平型となっており、直径18メートルのドームには、197席が備えられています。
6.5等星までの恒星約8,500個を投影できる光学式のプラネタリウムとなっており、スタッフによるその日の星空の生解説も行われています。
公営のプラネタリウムのため、1回分のチケットは大人350円、2歳~高校生は120円と、お手頃価格になっているのも嬉しいポイントです。またキッズプログラムは無料で観覧できます。
一般向けに幼児向けのキッズプログラムも
プログラムは、全編がスタッフによる生解説となる「一般向け投影」、星空解説とアニメ番組からなる「プラネタリウム番組」、幼児向けに30分の星にちなんだ番組を流す「キッズプログラム」などがあります。
平日は1日2回、土日は1日5回プログラムの上映が行われています。一般向けは1回50分、プラネタリウム番組は1回30分、キッズプログラムは1回30分となっています。
なおイベントなどにより、プログラムの変更や中止もあるため、当日の上映プログラムはホームページで確認して下さい。
天文ラボも開始、特別イベントも
2024年5月からは、プラネタリウムのスタッフが1人1人順番に開催する「天文ラボ」が、土曜日に行われています。毎月決まったテーマについて、スタッフが普段の解説とは違う形で話をします。
また「特別投影」「宇宙ほしぞら教室」「ヒーリングプラネタリウム」「星を見る会」などの特別イベントやプログラムも定期的に行われています。
1投影(40分)60,000円~貸切にでき、要望と予算に合わせてプログラムもカスタマイズ可能です。例えば、プロポーズ、ライブコンサート、ファッションショーといった利用例がホームページでは紹介されています。
休館日は毎週月曜日
夏休みや春休み、冬休みは投影時間が普段とは異なる形で行われます。
また毎週月曜日が休館日となっており、月曜日が祝日の場合は翌日が休館日となります。科学館自体の入館は無料です。
投影チケットは、現地での当日9:00~の販売となり、大人350円(65歳以上は半額)、2歳~高校生は120円、2歳未満は無料となっています。またキッズプログラムはチケット不要です。一部のイベントは予約制となっています。