三鷹市が設置した情報発信スペース
三鷹市は、1924年に当時の東京天文台が港区から移転し、1988年に国立天文台となって以来、「天文台のあるまち三鷹」として国立天文台と共に活動を行ってきました。そのことを実感すると共に、地域活性化を創出する場として、2015年に三鷹市が国立天文台などと共に開設したのが、「天文・科学情報スペース」です。
設置者には他に、NPO法人三鷹ネットワーク大学推進機構と、株式会社まちづくり三鷹が加わっています。この4者の他にも、三鷹商工会や天体望遠鏡メーカーのビクセンなど7者が連携協議会に加わっており、運営に協力しています。
JR三鷹駅から徒歩5分、三鷹中央通り沿いの三鷹中央ビルの1階に入ります。
企画展や特別イベントを実施
スペースでは、国立天文台などが中心となり、定期的に企画展を行っています。身近な惑星や太陽、気象についての話題から、天文学の最新研究成果まで、様々なテーマが選ばれて1~2カ月程度で入れ替えで行われています。
企画展の内容によっては、定期的に行われるものもあります。他にも、写真コンテストの入賞作品等、天体写真の展示も行われます。
また連携協議会に加わっている三鷹中央通り商店会が毎月第4日曜日(冬季を除く)に行っているM-マルシェに合わせて、「天体望遠鏡を体験しよう!」という体験イベントも開催しています。昼間の時間帯ですが、実際に天体望遠鏡を覗く体験ができます。
企画展に加えて、トークイベントなどの特別イベントが行われることもあり、特に毎年秋には、三鷹中央通り商店会で「星マルシェ」が開催され、様々な星のイベントが集まります。
月・火・祝日が休館、入場は無料
天文・科学情報スペースは、月曜、火曜、祝日、年末年始が休館日となっています。休館日以外にも、企画展の入れ替え時期には、数日休館となります。
入館は無料となり、予約等も不要です。毎月開催されている天体望遠鏡を体験しよう!のイベントも予約不要・無料で行われています。
※写真は(c) Google Map