足立区の体験型複合施設、プラネタリウムも
ギャラクシティは「こども未来創造館」と「西新井文化ホール」からなる体験型複合施設で、プラネタリウムの「まるちたいけんドーム」があります。1994年に開館し、2011年10月~2013年3月にかけて大規模リニューアルをしています。
建物は、地上3階・地下2階建ての「こども未来創造館」と、地上2階建ての「西新井文化ホール」からなります。
2018年からは、ヤオキン商事と協栄の2社が共同事業体となったみらい創造堂が指定管理者となり、管理運営を行っています。
宇宙や天体に関する情報を展示しているぷらっとプラネットもあり、工作教室やクイズラリーなど、子ども向けを中心とした様々なイベントも開催されています。
直径23メートル、23区最大のプラネタリウム
プラネタリウムは、直径23メートルのドームとなっており、23区内では最大の大きさとなります。170席が備えられており、寝転がって楽しめる桟敷席も用意されています。
2019年に投影システムを刷新しており、最新のデジタルネラネタプラネタリウムソリューションであるスペースエンジン「メディアグローブ ∑ SE」を導入。
1,590億個以上の恒星や、4万個の散開星団などを映し出させ、天体の位置関係については、前後100万年分も再現出来るなど、宇宙の様々な姿を映し出せます。
精密なシミュレーションが出来ることも特徴で、太陽系の惑星の動きや、面白い物理現象なども、リアルに再現します。
プロジェクターシステムは、超高輝度ビデオプロジェクター「パナソニックPT-RQ22KJ」が導入されており、従来品よりも2倍以上の明るさを実現しています。
公営のプラネタリウムのため、1回分のチケットは大人500円、小中高生は100円と、お手頃な価格も特徴です。1日の複数のプログラムを全て楽しめる1日券(大人800円、小中高生160円)や、年間パスポート(1500円)も販売されています。
大人向けからキッズプログラムまで、生解説も
プログラムは、大人向けと子ども向けの番組が用意されており、それぞれ映像と生解説の番組があります。
上映は毎日行われており、1日大体3~5番組のブログラムが用意されています。また毎週第2と第4金曜日には特別ブログラムの上映も行われます。
子ども向けのプログラムは1回30分、大人向けは1回30、40、50分の番組があります。
当日の上映プログラムは、ホームページで確認出来ます。
まるちたいけんドームの入口付近は、多目的スペース「ぷらっとプラネット」となっており、天文写真や季節の天文情報の展示なども行われています。
星を見る会や特別イベント、「星空案内人」講座も
月や惑星、季節の星などを望遠鏡を使い観望する「星を見る会」が定期的に開催されています。
子ども向けの天文関連ワークショップや、音楽コンサートなど特別イベントも行われています。
また「星空案内人」の資格が取得できる天文講座も毎年行われています。
なおまるちたいけんドームは一般貸出も行われており、付帯設備やオペレーターも追加料金を支払うことで借りることが出来ます。
休館日は毎月第2月曜日
毎月第2月曜日が休館日となっており、祝日の場合は翌日が休館日となります。
こども未来創造館には他にも、直径17メートル、高さ10メートルという日本最大級のネット遊具「スペースあすれちっく」や、高さ7.5mのクライミングフォール「がんばるウォール」といった様々な遊具の他、レクリエーションホールや音楽室などもあります。
館内には、ギャラクカフェやショップも併設しています。こども未来創造館自体の入館は無料です。
投影チケットは、現地での当日9:00~の販売となり、未就学児は座席が不要であれば無料です。
写真は(c) Google Map