
ベネッセ東京ビルの21階にあるプラネタリウム
ベネッセコーポレーションの東京本部があるベネッセコーポレーション東京ビル(多摩オフィス)の最上階・21階に入るプラネタリウムです。
ベネッセコーポレーション東京ビルは、1994年に竣工。地上21階、地下1階建てとなっており、ベネッセコーポレーションのオフィスが入居しています。またビル東側には、「しまじろう広場」があり、しまじろうとハローキティのモニュメントが設置されています。
直径14メートルの水平ドーム
ベネッセスタードームは、直径14メートルの水平ドームとなっており、61席を備えています。ビルが竣工した1994年にオープンしました。
ベネッセコーポレーションの開業70周年を記念し、2025年2月にリニューアルオープンしており、システムも一新。投影機には、コニカミノルタの光学式プラネタリウム投映機「Cosmo Leap Σ(コスモリープ シグマ)」を、デジタルプラネタリウムシステムには4kプロジェクターを採用した「Media Globe Σ SE(メディアグローブ シグマ エスイー)4KTOL」を導入。多彩な映像とプログラムを楽しめるようになっています。
1590億個以上の構成を3次元配置した銀河モデルを内蔵しており、その明るさも、国内のプラネタリウムでは最高峰の映像を実現しています。
また音響システムには、Martin Audio(マーチン オーディオ)社のプロフェッショナルスピーカーを採用したサウンドシステムを導入。これにデジタルオーディオネットワークシステムを構築することで、映画館のような臨場感あふれた迫力あるサウンドと、音楽ホールのような客席全体への明瞭度がある均一なサウンドを実現。没入感が高まる音響設備となっています。
一般公開は土・日・祝日
プログラムの投影は、一般公開番組は主に、土曜日、日曜日、祝日となっており、小中学校の長期休暇期間は平日も公開されています。
投影は、10:30~、12:00~、14:30~、16:00~の4回行われ、17:30~の回が設けられている日もあります。
午前と12時の回には、幼児向けに25~30分のしまじろうによるアニメ番組が組まれています。
午後には、小学生や大人向けの番組が組まれており、1回40~50分の投影時間となります。映像番組のに加えて、星空解説も行われます。
投影日には10:30、13:30、15:00の3回投影が行われ、1回あたり約50分の番組となります。
観覧券は、当日先着順で現地販売となります。残席がある場合は、各回上映開始の10分前まで販売されます。
学校・教育団体には無料提供
ベネッセコーポレーションが運営するプラネタリウムということで、学校や教育団体向けには、観覧料無料で提供されています。毎週、火曜日・水曜日・金曜日が団体向けの曜日となっており、事前予約制で利用可能です。
座席は61席と小規模ですが、左右にも30度ずつ動かせる回転機構付のリクライニングシートとなっています。また各回1組のみ利用できる寝転びスペース(最大6名、先着順)も用意されています。
高層ビルからの眺望も魅力
ベネッセコーポレーション東京ビルは、高さとなる111.96ルートルの高層ビルです。タワマンの「ブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘ブルーミングレジデンス」(112.83メートル)が2022年に完成するまでは、多摩市一の高さを誇るビルでした。
その東京ビルの最上階・21階に入るベネッセスタードームでは、プラネタリウムドームの周りに設けられたフリースペースから、多摩丘陵を一望できます。360度の全方位に設けられた地上100メートルの展望スペースからの眺めも、魅力の1つとなっています。
なお、プラネタリウムの受付は2階となるため、展望スペースのみの利用は出来ません。
観覧料はおとな(高校生以上)600円、65歳以上とこども(中学生以下)300円となり、障がい者手帳の提示で割引きがあります。寝ころびスペースの利用には観覧料とは別に2,000円が必要です。
最寄り駅は「多摩センター」駅、駐車場は無し
最寄り駅は、京王相模原線・小田急多摩線の多摩センター駅となり、南口から徒歩5分ほどの場所にあります。
多摩モノレールの多摩センター駅からは徒歩7分ほどの距離となります。
来場者用の専用駐車場はありません。駅近くのため、周辺には大規模なコインパーキングが複数あり、大型商業施設もいくつか立地しているため、同時に利用することも可能です。