東大和市立郷土博物館のプラネタリウム
東大和市立郷土博物館に入るプラネタリウムです。
東大和市立郷土博物館は、東大和市立の郷土博物館です。地上2階建ての建物には、1階にプラネタリウムや会議室、企画展示室、2階に常設展示室や図書室などが入り、中2階には、ビデオコーナーがあります。1994年4月にオープンし、2024年で開館30周年を迎えています。
「狭山丘陵とくらし」をテーマにしており、東大和市の歴史や民俗、自然に関する展示が行われています。4つのパートに分かれた常設展示のほか、年間3~4回の入れ替えによる企画展示も行われています。
1階には自動販売機が設置され、館内では唯一飲食が可能な喫茶コーナーもあります。
直径14.0メートルの水平ドーム
プラネタリウムは、直径14.0メートルの水平ドームとなっており、115席を備えています。
1994年の博物館開館時にオープンし、2014年にリニューアルされました。投影機には大平技研の光学プラネタリウム「MEGASTAR-IIB」、デジタルプラネタリウムシステムにはアストロアーツの「ステラドームプロ」が導入されており、約1千万個の星が投影できます。
2024年には、デジタルプラネタリウムの器材が刷新されており、プロジェクターにレーザープロジェクターを導入。より明るく鮮やかな投影が可能となりました。
番組は季節毎に入れ替え
プログラムの投影は、平日は1日1回、土日・祝日は1日3回となっています。
土日・祝日の午前の回(11:00~)はこども番組となっており、2回目(13:00~)は特別番組、平日と土日祝日の3回目(15:00~)は一般番組が投影されています。
投影番組は、春夏秋冬の季節毎に年4回入れ替えられており、夏休みには特別プログラムが用意されています。
投影は1回約45分となり、いずれのプログラムも前半に星空解説や季節の星空の紹介が行われます。
星空さんぽや季節の投影も
通常の場組の他に、特別プログラムも投影されます。
職員が生解説を行う「星空さんぽ」、たなばたやクリスマスといった特別な季節のイベントに合わせた「季節の投影」といったプログラムが行われます。
また、もうすぐ出産する人でもリラックスして楽しめる「もうすぐママのためのプラネタリウム」や、赤ちゃんと一緒でも鑑賞できる「ひよこプラネタリウム」といった番組も用意されています。
団体向けには、学習指導要領に沿って授業形式に投影を行う「学習投影」も行っています。
休館日は月曜日と祝日の翌日
東大和市立郷土博物館は、毎週月曜日と、祝日の翌日、年末年始が休館日となっています。月曜日が祝日や振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館となります。また祝日が金曜日・土曜日の場合は、翌週の火曜日が休館となっています。
郷土博物館は無料で入館でき、プラネタリウムを観覧するためには、観覧料が必要です。
観覧料は、大人300円、小中学生が100円となっており、20名以上の団体には団体料金(2割引き)が適用されます。
観覧券は当日現地で購入します。
最寄り駅からは距離がありバス利用、駐車場は併設
東大和市立郷土博物館は鉄道駅からは離れた場所となります。最も最寄り駅は、多摩モノレール・上北台駅となり、徒歩では23分ほどの距離があります。
鉄道駅からは距離があるため、公共交通機関の場合は、バスでの利用となります。
南方にある西武拝島線・東大和市駅からは、西武バスのイオンモール行きもしくは、都営バスの青梅車庫行き・箱根ヶ崎駅行きに乗車し、「八幡神社前」が最寄りのバス停となります。バス停からは徒歩2分ほどの距離です。西武バスの東村山駅西口行きでは「奈良橋」バス停が最寄りとなり、徒歩7分ほどの距離です。
多摩モノレールの上北台駅と、西武多摩湖線の武蔵大和駅からは、東大和市のコミニュティバス「ちょこバス」が利用できます。「郷土博物館入口」が最寄りのバス停となり、下車後徒歩2分ほどの距離です。
駐車場は普通車19台分(うち2台が身障者用)が併設されています。
写真 (c) Google Map