新宿コズミックセンターのプラネタリウム
新宿コズミックセンターの8階に入るプラネタリウムです。
新宿コズミックセンターは、1992年10月に開館した新宿区立の多目的施設で、地下3階、地上8階建ての建物に、新宿区立新宿コズミックスポーツセンターと新宿区立教育センターが入っています。運営は、新宿未来創造財団が指定管理者として行っています。
新宿区立新宿コズミックスポーツセンターは低層階に位置し、地下1階にプールや多目的広場、小体育室など、1階に武道場と弓道場、2階に大体育室が入ります。新宿区立教育センターは4階~7階に入り、大・中・小の複数の研修室や、相談室などがあります。8階にはプラネタリウムの他に科学教室(実験教室)も位置しています。
他にも、大会議室や小会議室、ミニギャラリーなどがあり、2階には自動販売機とテーブルがある休憩コーナーも入ります。
直径11.6メートルのドーム
プラネタリウムは、直径11.6メートルのドームとなっており、150席を備えています。現在一般公開番組の定員は100名で行われています。1992年の建物開館と同時にオープンしました。
投影機には、1989年に発売された五藤光学研究所の「G1014Si」が使用されており、レトロな雰囲気を楽しめます。
第2土曜日と第3日曜日に投影
プログラムの投影は、一般公開番組は原則として毎月第2土曜日と第3日曜日に行われています。プログラムは映像作品となり、内容は春夏秋冬と季節毎に年4回入れ替えられており、星空解説は行われません。
投影日には10:30、13:30、15:00の3回投影が行われ、1回あたり約50分の番組となります。
観覧券は、投影開始30分前に現地で販売されます。
星空コンサートや星空イベントも
年間で6回星空コンサートが行われ、季節に合わせた音楽などが演奏されます。プラネタリウムの星空の下、音楽の生演奏が楽しめます。
夏休みを中心に、プラネタリウムの天井に絵本を大きく映し出す「おはなしまつり」や、専門家による「天文講座」など、星空イベントも開催されています。
夏休みや春休みの学校の長期休暇期間中は、一般公開番組の投影日も追加されます。
その他、入退場自由で声や音を出すことも出来る字幕付きのバリアフリー「わくわくプラネタリウム」や、新宿区立中央図書館主催のプラネタリウム映画上映なども行われます。
6月は投影無し
新宿コズミックセンターは、新宿コズミックスポーツセンターが毎月第2月曜日、新宿区立教育センターが土日祝日を休館日としていますが、前述の通り、プラネタリウムの投影日は限られた日のみとなります。なお6月はプラネタリウムの一般公開投影は行われません。
観覧料は、一般公開番組の場合300円となり、中学生以下は無料です。公営プラネタリウムの中でも、中学生以下は一律無料ということで、リーズナブルな料金となっています。
最寄り駅は「西早稲田」駅、駐車場も併設
最寄り駅は、東京メトロ副都心線の西早稲田駅となり、3番出口から徒歩3分ほどの場所にあります。
新宿に位置するため利用できる路線も多く、副都心線・都営大江戸線の東新宿駅からはB1出口から徒歩10分、JR山手線・西武新宿線の高田馬場駅およびJR山手線の新大久保駅からはそれぞれ徒歩15分ほどの場所となります。
バスの場合は、都営バスの「コズミックセンター前」から徒歩2分ほどの場所となり、池袋駅・新宿駅・高田馬場駅方面からの3路線が走っています。
地下2階に来館者用の駐車場があり、最初の30分は無料、以降30分ごとに100円で利用できます。なお支払いは現金のみとなるため、注意が必要です。