日本科学未来館

日本科学未来館

科学技術への理解深める拠点

科学技術への理解を深め、科学技術創造立国を目指すための機関として、科学技術振興機構が運営している博物館です。2001年に宇宙飛行士の毛利衛氏を館長(現・名誉館長)として開館し、科学技術への理解を深めるための様々な展示が行われています。Miraikanの略称でも知られます。

建物は7階建てのビルに、企画展示ゾーン、常設展示ゾーン、ドームシアター、展望ラウンジのレストランなどが入ります。

常設展示は、「世界をさぐる」(5階)、「未来をつくる」(3階)、巨大地球儀のジオ・コスモスを中心とした「地球とつながる」(1~5階)の3つのテーマに分かれて行われています。

ドームシアターには、プラネタリウム投影機も設置されており、毎日数本の2D・3Dプログラムが上映されています。

企画展示ゾーンでは、年に2~3回程度の特別展示が入れ替えで行われています。

施設内には研究エリアも設けられており、最先端の研究を行う研究室があり、見学ツアーなども行われています。その他、ミュージアムショップや、親子での体験ゾーン、一般貸出を行っている未来館ホールや複数のコンファレンスルームなどもあります。

常設展示には天文知識を深める多くのゾーンが

常設展示には、天文関連の様々なゾーンがあり、主に5階の「世界をさぐる」に設けられています。

「こちら、国際宇宙ステーション」は毛利衛氏が総合監修しており、国際宇宙ステーション(ISS)で暮らす宇宙飛行士の様子や、ISSでの研究の成果を知ることが出来ます。

ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏が総合監修している「ニュートリノから探る宇宙」では、スーパーカミオカンデの10分の1の模型があり、日本が世界をリードするニュートリノ研究について知ることが出来ます。

「加速器で探る素粒子と宇宙」では粒子加速器を使った実験の様子について学べ、「“ちり”も積もれば世界をかえる」では、はやぶさ2やアルマ望遠鏡について、知ることが出来ます。

ドームシアターでのプログラムも多くは天文関連のものとなっています。JAXAや国立天文台が監修に関わっている作品もあり、子供から大人まで楽しめる内容となっています。

宇宙に関するイベントも

特別展の他にも、定期的に様々なイベントも開催されています。AIやロボットなどに関連するものも多いですが、宇宙飛行士に話を聞くイベントや、JAXAのエンジニアによるイベントなども開催されています。

イベントの多くは、事前申込の定員制となっているため、気になるものがあれば、早めにチェックしてみるといいでしょう。

ホールや会議室の貸出も

7階にある複数の施設は、一般への貸出も行われています。

使用可能日は基本的に土日・祝日となり、1時間700円にて借りることが出来ます。

200席以上を備える多目的ホール「未来館ホール」や、「木星」や「土星」など8つの惑星の名前がそれぞれ付いた8つのコンファレンスルーム、スタジオタイプのイノベーションホールなどがあります。

休館日は火曜日、チケットは複数の種類

日本科学未来館は、毎週火曜日と年末年始(12月28日~1月4日)が休館となっています。なお、火曜日が祝日の場合や、学校の長期休暇期間中は火曜日でも開館している場合があります。

入場料は常設展のみの料金と、ドームシアターとのセット料金、また特別展が開催されている場合は、別途特別展用のチケットも販売されています。

チケットは、来館1週間前からオンラインでも事前販売がされており、定員が決まっているドームシアターは、特に土日や祝日には満席となる作品もあるため、確実に観たい作品がある場合は、事前予約をしておくのが

施設・スポット詳細
営業時間
  • 平日
    10:00~17:00
  • 土曜日
    10:00~17:00
  • 日曜日
    10:00~17:00
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