
羽田空港にあるプラネタリウムカフェ
PLANETARIUM Starry Cafe(プラネタリウム スターリーカフェ)は、羽田空港の第3ターミナルにあるプラネタリウムカフェです。第3ターミナル5階の最も南側に位置しています。
2010年に羽田空港の「国際線ターミナル」(2020年3月に第3ターミナルに改称)が新設されたときに、合わせて開店。世界初となる、空港にあるプラネタリウム施設です。
プロントが運営しているカフェの奥にプラネタリウムがあり、カフェで注文した飲み物や料理を食べながら、プラネタリウムを楽しむことが出来ます。
出入国ゲートの外側にあるため、飛行機に搭乗せずカフェだけを利用することも可能です。
直径10メートルのドーム
プラネタリウムは、直径10メートルの水平ドームとなっており、傾斜スクリーンを備えています。
投影には、五藤光学研究所製のハイブリットプラネタリウムシステムを採用。投影機には、2010年に発売された五藤光学研究所の小型恒星球「パンドラ(PANDORA)」の1号機が導入されており、LED光源により約4,000万個の恒星を投影できます。
デジタルプラネタリウムシステムには、全天周デジタル映像システム「バーチャリウムII」を採用。CGも駆使した迫力ある映像を楽しめます。
投影は星空とオリジナル番組
PLANETARIUM Starry Cafeで投影される映像は、プラネタリウムの星空に加えて、4つのオリジナル番組が用意されています。
投影作品はそれぞれ5~15分の上映時間となっており、いずれも、PLANETARIUM Starry Cafeでしか見ることが出来ない、オリジナル作品となっています。
番組は、比較的長期間にわたって同じものが使用されていますが、季節によって構成の入れ替えが行われており、現在投影されている番組はホームページで事前に確認することが出来ます。
カフェでの軽食にアルコールも
PLANETARIUM Starry Cafeの営業時間は9時~22時30分となっていますが、プラネタリウムの投影時間は11時~22時(最終入場は21時)となります。
以前は「カフェタイム」と「バータイム」に分かれていましたが、現在は早朝の営業が無くなっており、カフェとバータイムの区分もありません。
注文した食事やドリンク、アルコールは、プラネタリウムの映像を楽しみながら飲食可能です。
入場料とワンドリンク制
PLANETARIUM Starry Cafeは、入場の際に入場料とワンドリンクの注文が必要となっており、入場料は大人530円、子供(2歳~小学生)320円です。
空港内の施設となるため、定休日はありません。
羽田空港第3ターミナルの5階に
PLANETARIUM Starry Cafeは、羽田空港の国際線旅客ターミナルである「第3ターミナル」の5階に位置しています。
第3ターミナルは、鉄道駅では東京モノレールと京急空港線の羽田空港第3ターミナル駅が最寄り駅となります。
車の場合、羽田空港内には5つの空港駐車場がありますが、第3ターミナルに隣接するのはP5(2,910台)となり、入場~30分間は無料で利用できます。その後、30分~8時間までは30分毎に200円となっており、以降時間が増えるに従って時間単位の料金は安くなります。
注意が必要なのは、近年の羽田空港はGW・夏季・年末年始などの「多忙期」に駐車場が非常に混雑し、車では入場が難しいことがあることです。駐車場の空き状況は空港ホームページでほぼリアルタイムに更新されているので、確認してから出かける方が良いでしょう。
第3ターミナルは商業施設の羽田エアポートガーデンに直結しているため、こちらの駐車場も利用できます。
羽田空港はターミナル間に無料のシャトルバスが運行されています。第3ターミナルは、第1・第2ターミナルからは南側に少し離れた場所にあり、第1ターミナルからは約5分、第2ターミナルからは第1ターミナルを経由して約10分ほどで到着します。