宮前公園

宮前公園

令和にオープンした区立公園

宮前公園は、隅田川沿いのスーパー堤防に2021(令和3)年にオープンした荒川区立公園です。公園は北側を通る隅田川から南側へと細長く拡張が計画されており、2022(令和4)年には第二期部分がオープン。都電荒川線を越えたさらに南側の第三期部分は、2028(令和10)年度に開園する予定です。

公園は、隅田川沿いの「親水エリア」、バラを中心とした「ガーデニングエリア」、ボール遊び広場やローラーすべり台などの「子育てエリア」、テニスコートなどの「スポーツエリア」、尾久図書館などの「文化創造エリア」、芝生広場などの「広場エリア」と6つのエリアから構成されています。

4つあるガーデンでは荒川区内でも有数のバラを楽しめ、ローラーすべり台は全長30メートルと区内でも最大級です。園内には保育園も入ります。

尾久図書館は元々公園の近くにありましたが、第二期のオープンに合わせて、2021年2月に現在地へと移転しています。

眺望が良い公園、天体観測の場にも

宮前公園は、北側に隅田川が流れ、眺望の良いスーパー堤防上にも位置していることから、荒川区内でも比較的空が開けた場所にあります。公園周辺は住宅街となっており、高層の建物もありません。

公園北側には大きな芝生広場もあり、こうした立地条件は、天体観測スポットとしてのメリットとなっています。

園内には北側のスーパー堤防上にある多目的広場(芝生広場)や、管理事務所前にあるリラックスエリア(芝生広場)といった広場があります。

周囲を見渡せやすいこういった広場は天体観測にも好都合で、観測場所も確保しやすくなっています。

毎月星空情報を発信、季節毎に星空観望会も

宮前公園の管理事務所では、公園が比較的空が開けた立地条件にあることから、星空に関する情報を毎月「星空の玉手箱」として発信しています。月毎の天文事象や観測しやすい天文現象が紹介されています。

季節毎には星空観測会も行われており、時間内は出入り自由で参加できます。管理事務所のモニターを使い、星空に関する解説会も行われます。観測会は、小さな天文学者の会関東地区の協力により開催されています。

他にも、夏休みなどには、天文工作教室も行われています。

ローラーすべり台や複数のガーデンも

宮前公園には、スーパー堤防の高さを活かして作られた全長30メートルのローラーすべり台があり、ボールで遊べる広場や、幼児・児童向けの遊具が設置された子ども広場など、子どもたちが楽しめる施設が複数設けられています。

また公園内にはローズガーデンを中心に、イングリッシュガーデンを手本として6つのガーデンがあり、13品種の桜の木も植えられているなど、花々も楽しめる公園となっています。

スポーツ施設としては、砂入り人工芝3面のテニスコートがあります。尾久図書館内には、パンやコーヒー、ソフトクリーム等が楽しめるひぐらしベーカリーが出店しています。

年中無休、管理事務所は年末年始休業

宮前公園の公園エリアは、休園日は無く、年中無休・24時間利用が可能です。但し、公園の管理事務所は年末年始(12/29~1/3)が休業となっています。

なお公園内にある尾久図書館は、月曜日(祝日の場合は翌日以降の平日)と毎月第2木曜日、年末年始が休館日となっています。

最寄り駅は「宮ノ前」停留所、駐車場は無し

宮前公園の最寄り駅は、都電荒川線「宮ノ前」停留所となり、公園南側にある停留所からは徒歩1分ほどの距離となります。

公園の南東側には日暮里・舎人ライナー「熊野前」駅があり、徒歩6分ほどの距離です。

バスの場合は都営バスが利用でき、公園西側に「西尾久三丁目」、公園東側に「尾久橋」バス停があり、いずれも徒歩7~8分ほどの距離となります。

宮前公園には、来園者用の駐車場は用意されていません。周辺は住宅街のためコインパーキングはあまり多くはありませんが、小規模なものは複数あります。

施設・スポット詳細
営業時間
  • 平日
    24時間利用可能
  • 土曜日
    24時間利用可能
  • 日曜日
    24時間利用可能
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