コニカミノルタ サイエンスドーム(八王子市こども科学館)

八王子市こども科学館

八王子市こども科学館のプラネタリウム

八王子こども科学館に入るプラネタリウムです。

八王子こども科学館は、八王子市立の科学館です。1989年に開館し、当初は「サイエンスドーム八王子」の愛称でしたが、開館以来プラネタリウム機器を納入していたコニカミノルタが2013年にネーミングライツ(命名権)を獲得し、「コニカミノルタ サイエンスドーム」の愛称となっています。

ネーミングライツの契約は当初は3年間の契約でしたがその後延長されており、最近では2024年8月に2年間延長の契約(2026年7月末まで)が結ばれています。

地上2階、地下1階建ての建物には、1~2階にプラネタリウムと展示室が入り、地下には科学工作室があります。また屋上部分には観望スペースも設けられています。

1階の展示室は「夢ひろば」「遊びカガク」として、子どもを対象に体験しながら学習が出来る展示となっています。2階の展示室は「地球・宇宙・未来」「八王子を知ろう」として小学校高学年から中高生を対象とした展示が行われており、国際宇宙ステーションのシミュレーターなど宇宙についての様々な展示も楽しめます。

屋外展示も行われており、地下鉄丸の内線で運行されていた「流星号」や、八王子の地層断面柱状モデルが展示されています。

なお館内にレストランは無く、飲食は飲料の自動販売機のみの提供となります。

直径21.0メートルの傾斜ドーム

プラネタリウムは、直21.0メートルの傾斜ドームとなっており、218席を備えています。車椅子席5席も用意されています。

1989年の科学館開館時にオープンし、2008年にリニューアルされました。リニューアル時に、投影機にはコニカミノルタの「ジェミニスターIII」が導入されており、光学式プラネタリウムの「インフィニウムL」と、デジタルプラネタリウムの「スカイマックス DSII」が統合されたシステムとなっています。

大型のスクリーンに映し出される迫力ある星空を楽しめます。

八王子市制100周年を記念し、2017年には科学館全体で開館以来初の大規模改修を行っており、プラネタリウは座席が全て刷新され、座席幅も拡大しています。なお座席数はそれまでの225席から218席へと減少しました。

アニメ番組から大人向け投影まで、生解説番組も

プログラムの投影は、平日は午後のみで1日2回、土日・祝日は1日4回となっています。

投影は1回50分となり、各番組は、前半もしくは後半に10~20分程度の今夜の星空解説が行われます。

平日と土日祝日の午前の回は基本的にはアニメ番組となっており、アンパンマンやドラえもん、しまじろうといった人気キャラクターの番組が投影されています。

日曜日には月に1回、全編生解説の番組も行われており、季節の星空を生解説する「星空さんぽ」も月に1回開催されています。

また土曜日には月1回、「トワイライトプラネタリウム」として、午後6時~7時に大人向けの投影も行われています。

宇宙・天文関連の展示も豊富

2階の展示室「地球・宇宙・未来」では、宇宙や天文に関する様々な展示も行われています。

2017年のリニューアル時には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から無償譲渡された国際宇宙ステーション(ISS)の10分の1模型が導入されるなど、宇宙関連の展示も一新されました。

体験型の「ISSミッションに挑戦」も導入。補給線コウノトリをISSに届けたり、ISSでの宇宙飛行士の日常生活を体験したりと言った3つのミッションが、毎月1~10日、11日~20日、21日~月末と、約10日毎の入れ替わりで体験できます。

体験型の展示では、JAXAから貸与を受けている衛星監視卓を使った「はやぶさシミュレーター」もあります。はやぶの打ち上げから、地球スイングバイ、小惑星タッチダウン、カプセル帰還と、はやぶさのミッションが体験できます。

その他、地球や惑星の映像を球状スクリーンに立体投影する「4次元デジタル地球儀」や、宇宙の観測データをもとに作られた「4次元デジタル宇宙ビューワー『Mitaka』」、宇宙服を着た自分の姿が映し出される「宇宙飛行士に変身!」など、様々な展示が行われています。

休館日は月曜日と休日の翌日、土曜日は子ども無料

八王子こども科学館は、毎週月曜日と、休日の翌日、年末年始が休館日となっています。月曜日が祝日や振替休日の場合は開館し、その週の水曜日が休館となります。また休日が土曜日・日曜日の場合は、次の火曜日が休館となっています。

なお夏休みなどの小中学校の長期休業期間は、原則無休となります。

科学館の入館料は、大人200円、子ども(4歳~中学生)100円となっています。プラネタリウムの観覧料は1回分が、大人500円、子ども150円です。

科学館の入館とプラネタリウムの観覧1回分がセットとなったチケットも販売されており、こちらは大人650円、子ども200円と、それぞれ別々で購入するより50円安くなっています。

3歳以下は無料で、また毎週土曜日と5月5日はこども料金が無料となります。30名以上の団体の場合は団体料金が適用されます。

1年間有効な年間利用券も販売されており、入館と観覧のセットは、大人1,950円、こども600円となっています。

最寄り駅からは距離がありバス利用、駐車場は併設

八王子こども科学館は鉄道駅からは離れた場所となります。最も最寄り駅は、JR中央本線・中央線快速・八高線・横浜線の八王子駅となり、徒歩では22分ほどの距離があります。京王京王線・八王子駅からは徒歩で27分ほど離れています。

鉄道駅からは距離があるため、公共交通機関の場合は、バスでの利用となります。

京王八王子駅、JR八王子駅からは、西東京バス「みつい台」「創価大学循環(八日町経由)」「純心学園(左入経由)」行きに乗車し、「サイエンスドーム」が最寄りとなります。最寄りバス停からは徒歩2分ほどの距離です。

駐車場は普通車約90台分が併設されています。

写真 (c) Google Map

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