有楽町マリオンに入るプラネタリウム
複合施設「有楽町マリオン」の本館（東宝棟）9階に入るプラネタリウムです。
有楽町マリオンは、朝日新聞社、東宝、松竹が共同して所有している複合ビル「有楽町センタービル」の愛称となり、本館（東宝棟）、本館（朝日・松竹棟）、別館の3つのビルからなります。1984年10月にオープンしました。
有楽町駅から徒歩3分の大型複合施設として、阪急メンズ東京、ルミネ有楽町が核店舗として入っており、それぞれ多数の専門店が出店しています。
その他、映画館の「丸の内ピカデリー」、劇場・多目的ホールの「有楽町朝日ホール」「I’M A SHOW」「ヒューリックホール東京」も入ります。
コニカミノルタの直営プラネタリウム
コニカミノルタの子会社で、投影機の開発・販売やドームの設計施行などプラネタリウム事業を展開しているコニカミノルタプラネタリウムが直営しているプラネタリウムです。コニカミノルタプラネタリウム直営館としては3番目のプラネタリウムとして、2018年12月にオープンしました。
DOME1とDOME2の2つのドームを備えたプラネタリウム複合施設となっています。
それぞれのドームは異なるコンセプトで設計されており、DOME1は、プラネタリウムの枠を超え、最大8Kの高解像度画像にも対応した多目的ドームシアターとなっています。映像は、床から天頂まで、ドーム全体を包み込むように投影でき、深い没入感を実現しています。また座席も配置を移動できるため、イベントに合わせてスペースを確保できることも特徴です。
DOME1より大きなDOME2は、従来型のプラネタリウムとして設計されていますが、寝転びながらリラックして楽しめるプレミアムシートの「銀河シート」や、音の移動が体感できる最新の立体音響システム「SOUND DOME」など、ワンランク上の演出を楽しめます。
謎解きコンテンツやR18作品など多彩なプログラム
DOME1では、イベント型の特別プログラムが提供されています。クラシックコンサートや、謎解き体験、星空の下のBARなど、他のプラネタリウムでは体験できない作品ばかりです。ただ、いずれのプログラムも、週末を中心に提供日が限定されているため、上映日は予め確認が必要です。
またDOME1では、カフェで購入した飲み物や食べ物を持ち込んで参加できることも、他のプラネタリウムにはない特徴です。
DOME2では、通常のブラのタリウム型の上映が行われていますが、それぞれの作品は、豪華な声優や俳優、歌手たちがナレーションなどを務めており、作り込まれたプログラムとなっています。またアロマの香りと合わせて楽しめるヒーリングプラネタリウムや、ライブコンサートプログラムなども提供されています。
DOME2のプログラムは1本あたり40～45分となっており、開館の10時半～閉館の21時半まで、1時間に1本上映が行われています。1つの作品が1日に複数回上映される形となるため、スケジュールや空席状況に合わせて観覧できます。
カフェやショップも
コニカミノルタプラネタリアTOKYOには、カフェやショップも併設しています。
カフェは、「銀河を旅する途中に出会うカフェ」をコンセプトとして、星雲や惑星をイメージしたドリンクやフードを楽しめます。
ショップは、「銀河のどこかにある不思議なギフトショップ」をコンセプトとして、様々な星空・天文グッズを取り扱っています。
なお、かつて運営されていた体験型のVR施設「VirtuaLink」は、新型コロナウイルスの流行により2020年に休止された後、再開されることなく2024年3月に終了が決定しました。
季節イベントも、シート毎に異なる料金
特別上映プログラムの他、季節に合わせたイベントも定期的に開催されています。
料金はシートにより異なります。通常は一般シートが大人（中学生以上）1,600円、子ども（4歳以上）1,000円ですが、DOME2のプレミアムシート（銀河シート）はペアが1シート4,200円、シングルが1人2,100円となっています。
また、Bar PLANETARIAやヒーリングプラネタリウムなど、上映の内容によっても料金は異なるため、目当ての作品は料金の確認が必要です。
投影チケットは、無料の「Starry Members会員」になると7日前の正午から、非会員は5日前の正午から、いずれも上映開始の30分前までオンラインで購入可能です。
空席があるプログラムは、現地のチケットカウンターで当日購入ができます。
