大島小松川公園

大島小松川公園の自由の広場

江東区と江戸川区にまたがる都立公園

大島小松川公園は、江東区と江戸川区にまたがる都立公園で、防災市街地再開発事業に基づいて整備され、1997年に開園しました。開園後も追加整備が行われており、2006年にそれまで暫定開放されていた園の8割近くに当たる部分が一気に追加開園し、公園全体がオープンしています。

旧中川を挟んで東西に分かれており、川の西側が江東区、東側が江戸川区となっています。江戸川区側の方が面積は大きいですが、サービスセンターは江東区側にあります。

公園は南北に延びながら、5つのブロックが設置されています。北東側にある園内最大ブロックの「自由の広場」と、川を挟んで西側にある「スポーツ広場」の間は、もみじ大橋とさくら大橋という2つの橋で結ばれています。

南北の中央付近を東西に都営地下鉄新宿線(地上区間)が横切り、旧中川上に東大島駅があります。

江戸川区側には「自由の広場」の他に、「季節の広場」(北と南)、「風の広場」の3つのブロックがあり、江東区側には、管理事務所やテニスコートがある「スポーツ広場」と、南側に少し離れた場所にある「わんさか広場」の2つのブロックがあります。

川沿いの広大な広場、天体観測の場にも

大島小松川公園は、江東デルタ地帯の東端に位置し、公園の東側には荒川が流れています。また土地も人工地盤や盛土により周辺よりも数メートル高く作られています。

荒川沿いにある自由の広場は、東京ドーム1個分という広大な芝生の広場となっています。広場の西側には旧中川があり、広大な開けた場所は天体観測にもメリットとなります。

広大なスポットのため、周囲も見渡しやすく、天体観測のための場所も確保しやすくなっています。

自由の広場がある江戸川区側のエリアは、荒川と旧中川に挟まれた中州状の地形となっており、エリア全体でも空間的な広がりがある地域です。

季節毎に星空観望会

大島小松川公園では、季節毎に「星空観察会」が開催されています。

園内で最大の広場である自由の広場を会場として、事前申込不要の自由参加形式で行われています。

星空観望に加えて、専門家による星空解説も行われています。

スポーツ施設や大花壇も

大島小松川公園には、広場の他にも複数の施設が設けられています。

園内には様々な花々も植えられていますが、自由の広場の北側には、園内では最大面積の大花壇も設けられています。広場南側にはアスレチック広場があり、園内では唯一火気が使用できるバーベキュー広場も備えられています。

江戸川区側の東大島駅の南北には季節の広場が広がっており、木々があふれる緑の広場となっています。

江東区側にはサービスセンターの周りにスポーツ施設があり、野球専門の小野球場と、小野球場2面兼サッカー場1面、4面のテニスコートなどが設置されています。

年中無休、管理事務所は年末年始閉所

大島小松川公園の公園エリアは、休園日は無く、年中無休・24時間利用が可能です。但し、公園の管理事務所は年末年始(12/29~1/3)が閉所日となっています。

平常時は公園やレクリエーションの場所となっていますが、防災拠点として整備されていることから、災害時には20万人の避難場所としても活用されます。

最寄り駅は「東大島」駅、駐車場も併設

大島小松川公園の最寄り駅は、都営新宿線「東大島」駅となり、複数ブロックに分かれている公園の南北の中央付近に駅が位置しています。駅の北側にあるサービスセンターは、東大島駅の大島口から徒歩3分ほどの場所にあります。

バスの場合は都営バスが利用でき、公園周辺では東大島駅より北側で複数のバス停が利用できます。

大島小松川公園は24時間利用可能な来園者用の駐車場も併設しており、自由の広場と旧中川の間に97台分が設置されています。駐車場は有料となっており、最初の1時間までは400円、以後30分毎に200円、入庫後12時間の最大料金が1,600円となります。

施設・スポット詳細
営業時間
  • 平日
    24時間利用可能
  • 土曜日
    24時間利用可能
  • 日曜日
    24時間利用可能
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