五反田文化センタープラネタリウム

五反田文化センタープラネタリウム

五反田文化センターに入るプラネタリウム

「品川区立五反田文化センター」の最上階である5階に入るプラネタリウムです。

五反田文化センターは、品川区内に5つある区立文化センターのうちの1つで、品川区の教育文化会館に入ります。2008年から2年かけてリニューアルしており、2010年10月に全面リニューアルしてオープンしました。

同じ建物には、五反田文化センターの他に、五反田図書館、教育センターが入り、幼保一体となった第一日野すこやか園と第一日野小学校も併設する複合施設となっています。

五反田文化センターは、様々な世代が交流してコミュニティづくりができる文化施設として、地下1階~5階の建物には、プラネタリウムの他に、音楽ホール、講習室、講習和室、スタジオ、会議室、託児室が入ります。

86席の小規模なプラネタリウム

五反田文化センタープラネタリウムは、直径12メートルの水平ドームです。リニューアルにより約2倍の規模となりましたが、それでも86席と小規模なプラネタリウムです。

座席には、2席分のスペースが1つとなったファミリーシートが8ペア分あり、車椅子用スペースも2台確保されています。

直径12メートルのドームには、最新の投影機(クロノスII)と2台のプロジェクタにより、360度の映像を映せる全天デジタルシステムが導入されています。6.5等星までの星約9,500個が投影可能です。

講師による生解説を提供

小規模なプラネタリウムならではのアットホーム感を活かした運営が行われており、講師による生解説が聞けることも特徴です。

また天文写真家の林完次氏が、昭和53年頃から五反田文化センターのプラネタリウムで解説を担当しており、現在も月に1回特別講師として「林完次の星空散歩」を開催しています。

プログラムの投影日は土日・祝日のみとなっており、一般向け番組と親子番組に加えて、特別番組や星空ゼミなど、1日で合計3回の投影スケジュールが組まれています。

また、水曜日と木曜日の午後(12:35~)には、15分だけの「お昼のくつろぎプラネタリウム」が開催されており、解説なしの星空投影と音楽のみですが、無料で入場できます。

毎週第1金曜日の夜には、ヒーリングプラネタリウムを開催し、アロマの香りと音楽と共に、星空の生解説が行われます。

団体向け貸切投影も提供

五反田文化センタープラネタリウムでは、団体向けの貸切投影も行っています。

10人以上の小・中学校、保育園、幼稚園などの団体を対象としており、小学校4年生向け番組、幼児向け番組、カスタム番組が提供されています。

星空ゼミなどの特別プログラムも

林完次氏による「星空散歩」の他にも、毎月第2土曜日には、「星空ゼミ」として、様々なテーマで特別講師を招いた投影イベントも行われています。

毎月1回の天体観望会や、年2回開催している天文講演会、夏休み期間中に行う天文工作教室などの特別イベントも開催されています。

通常は土日・祝日のみの投影ですが、夏休みなどの長期休暇中は、水曜日と木曜日にも番組のスケジュールが組まれます。休館日は、毎週第4月曜日です。

入場料は大人が200円、4歳~中学生が50円と、区立施設のプラネタリウムならではの低価格も特徴です。観覧券は当日10時から販売されます。なお特別投影などは、料金が異なるものもあります。

現地での販売は、現金のみ利用可能ですが、一万円札や五千円札は使えないため、小銭の用意が必要です。

複数路線が利用可能、駐車場も併設

鉄道は複数路線が利用でき、最も最寄りとなるのは東急目黒線の「不動前駅」で、徒歩では7分ほどの距離です。同じ東急の池上線「大崎広小路駅」からは徒歩10分ほど、JR山手線・都営浅草線の「五反田駅」からは徒歩15分ほどと離れています。

バスでは、東急バス「大崎郵便局」が最寄りで、徒歩5分となります。

駐車場は、利用者用として地下にタイムズ五反田文化センターがあり、8台のみですが30分330円で利用可能です。

施設・スポット詳細
営業時間
  • 平日
    8:30~21:30
  • 土曜日
    8:30~21:30
  • 日曜日
    8:30~17:00
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